karupisuouziのブログ

精神的痛がりさんの自己弁護

オタクと音楽

最近、母親がワンオクロックにはまった。元々筋金入りのジャニーズオタクである母が急にナウくてヤングなロックミュージックを聴きだすものだからどうしたものかと思ったが、どうやら若い頃
はUKロックを中心とした洋楽をジャニーズと並行して聴いていたらしい。
御歳48の母。青春時代はちょうど黄金の80年代、それは素晴らしい洋楽が溢れかえっていたという。その時代に生きていない自分でも有名所のアーティストはいくつも知っている。
そんな母が今になってワンオクロックにはまった理由を訪ねたらそれは、違和感なく耳に入ってくる洋楽風な楽曲、ボーカルTAKAの圧倒的歌唱力、顔、だそうだ。結局顔かよ。いや、かっこいいけど。
僕もワンオクは大好きだ。しかし、確かにTAKAの顔がサンボマスターのボーカルみたいな感じだったら多分聴かない。
ギター薄いしボーカルチビで眼鏡だよねーとかボロクソいっちゃう。
やっぱりクールな音楽をやるなら見た目も大事なんだなと思う。ロックバンドっていう形の音楽は見た目やカリスマ性、ファッションなどの音楽以外の要素も含めて評価されるものだし。元々"ライブ"が主体の音楽だし。
話を戻そう。なんの話だっけか。サンボマスターのボーカルはチビで眼鏡だという話だっけか。違う、母がワンオクにはまったのだ。
そのハマりぶりというのがまたすごい。持ち前のオタク気質が爆発して一日中ワンオク関連の調べ物をしている。家事も育児もそっちのけだ。洗濯をしろ。飯を作れ。
ここでやっとタイトルの話というか、書きたい本題に入るのだが(遅い)オタク気質と音楽の相性はやばい。オタクと音楽が出会わなければアンダーグラウンドは存在しなかったしサブカルチャー音楽はこんなに繁栄しなかった。そもそも音楽を作る人間はみんなオタクだと思う。作曲家やエンジニア、ギタリストとかベーシストとか音楽に関わる人間は多分みんなオタク。特に昨今のバンド、サブカル界隈は何回も言うがオタク気質な人間がいないと成り立たない。作る側もリスナー側も。この世にオタクが存在しなかったら下北沢にも秋葉原にもパーリーピーポーが三代目を大きな音で流しながら闊歩していただろう。そんな恐ろしいディストピア世界やだ…
なにが言いたいかと言うとオタク万歳ってことだ。バンド界隈とオタクは表裏一体。だから御茶ノ水の隣に秋葉原があるのだ。まだ素晴らしい音楽にであってないオタクは今すぐテレビのラブライブを消してギターを買いにいけ。僕はスクフェスをやる。では。
サンボマスター大好きです。